ひび割れた道路、傾いた電柱…地震の傷跡が残る町。
複雑な心境、さまざまな葛藤の中、観光ではなく復興、地元住民のための祭りとして7月5日6日にかけて開催されました。
若い人が祭りのために地元に帰ってくるきっかけになればと伝統をつないでいます。
弊社地元の社員が撮影したのでご紹介いたします。
神様(神輿)を誘導するキリコ、そして神輿を手荒くもてなすと神様がお喜びになるという、あばれ祭。神輿をぶつけたり、ひっくり返したり、水をかけたり、川に放り投げたりします。
高さ約7メートルのキリコが町を練り歩き、夜には火の粉が舞う大たいまつの周囲を回り火の粉を浴びれば浴びるほどご利益がいただけるといいます🔥
ブルーシートで覆われた家々の目立つ町が、この日は祭りの活気で満ち、天気にも恵まれ、夜の静かな港には打ち上げ花火が上がりました。
「祭り」という絆で結ばれた町、宇出津。
震災の年に開いた祭はこれからの復興に期待と勇気が湧いたと思います。
能登地方は各地でこのようなキリコ祭りが開催されます。
来年には、みなさんが観光に来ていただけるよう復興を願います🙏