発災後の生活 〜七尾市の場合〜

輪島市から南へ約60キロ離れた、七尾市での発災後の生活をご紹介。

災害に対する備えの知識となれば幸いです。

今回の大地震で能登全域でほぼ断水。2日から開店できたスーパーに客が殺到。水や紙皿、紙コップ、割り箸があっという間に消えました。レジへ並ぶ列は通路をぐるっと回らされ、約1時間の行列。不安感から、ヒトのカゴの中身を見て自分も欲しくなる現象が…みるみるカゴが一杯になります。

私は3日の朝9時開店のドラックストアに、不足したペット用の紙オムツとしばらく風呂に入れないと予測しドライシャンプーを求めて買い物に。水は1人に大きいペットボトル3本まで、レジの行列に並び、買い終えた頃、開店1時間半で閉店に。しかし、次の日には混雑なく買い物でき、お水もたっぷりお店に並ぶようになりました。

このような経験から、備蓄は最低3日間分の準備が必要、給水用ポリタンクが売り切れになったので、断水時用に最低2個以上常備が必要です。

マイカーのガソリンも、明日からの通勤と避難時の不安、1人2000円の制限付きという不安で、こちらにも約1時間並びました。

給水車の列にも並び、自身の忍耐力を試される生活です。

ガソリンやお店の行列は1週間もしないうちに解消されました。

お風呂は近くの銭湯で1時間あるいは、整理券を配布している支援銭湯に並ぶか、車で1時間以上の銭湯へ遠出するか。洗濯もお風呂も同様で発災4週経過しても状況は変わっていません。

※これは七尾市での私の体験です。

奥能登は断水にさらに停電と…もっと不自由な生活が続き大変な毎日を送られています。一日も早く平常な生活に戻れること祈ります。🙏

2枚目は、七尾市の発災4週間後…😭

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